以前、津屋崎人形は津屋崎の在自(あらじ)地区の土を使って始まったことを紹介いたしました。
在自地区は在自山のふもとにあり、在自山に登ると、津屋崎を一望できます。
また在自山には、金比羅山(こんぴら)神社があります。
今回、初詣として登ってきました!
福津市で登山をしてみたい人にはおすすめのコースです。
参考にしていただけたら嬉しいです。
在自山の登山ルート確認
登山前にYAMAP(登山用アプリ)でコースを確認すると以下のように出ました。
在自地区→ふもとの金毘羅神社→山登り→在自山展望台→金毘羅神社(古宮) というコースです。
このコースを半時計周りに1周いたしました。
また、宮地嶽神社の裏から、在自山へと登るコースもあるようです。
宮地嶽神社を参拝して、在自山登山も気持ちがいいかもしれません。
目次
在自地区からスタート!
在自地区から金毘羅神社へむかいます。
子供たちがおじいちゃんおばあちゃんと初詣していました。
古き良き時代のお正月ぽくていいですね。
鳥居からまっすぐ参道が伸びているため、これだけでいい運動になります。
在自山の金毘羅神社へ初詣
まずはお正月ということで、金毘羅神社への初詣をしました。
この日は1月1日でしたが、人もまばらで気持ちよく参拝できました。
この鳥居ができたころに、津屋崎人形(1777年創業)もスタートしているので感慨深いです。
なお、ここまでは車でも来ることができます。
在自山登山口から山登り開始!
神社を正面に右のほうへ曲がると「在自山展望台→」という小さなプレートを見つけました笑
ここからあがっていきます。
狭い山道を登っていきます
わりと急斜面で息があがりますが、慎重に登っていきます。
山道で落ち葉も多いため、すべらないように注意します。
在自山展望台に到着!
ふもとから30分、金毘羅神社から20分ほどのぼったところで在自山展望台に出ました!
お正月にピッタリの紅白の鳥居から、津屋崎の街並み~海岸が一望できます。
お正月ですので、
「津屋崎が縁起良くありますように!」
との願いを込めました!
ふもとの田んぼのあたりで取れた土で雑器を作ったのが津屋崎人形のルーツです。
見てのとおり、海に囲まれた土地で、まさに「津屋崎」(津:船着き場)(屋:家屋)(崎:岬)ですね。
古くから海上交通が発達し、塩田から塩を運んでいたため、海上守護の神として信仰される金毘羅神社を勧請したのでしょうか?
在自山金毘羅神社の古宮へ
展望台から10分ほど登ると金毘羅人の古宮に到着します。
津屋崎の塩田ができたのは1741年だとされていますので、金毘羅神社のほうが先にできたようです。
その後、海上交通の祈願もされるようになったようですね。
金毘羅神社の御利益
写真には取りませんでしたが、「宝くじ当選御礼」みたいな札もあったので、山登りついでに当選祈願するのもいいかもしれません。
福津市自体、「宝くじの高額当選がよく出る!」みたいな話もききます。
もしかしたら、大きな金運のパワースポットといえるのかもしれません。
別ルートで在自山下山
ここまで、金毘羅神社→在自山と、画像の左から右へ、下半分を移動しました。
帰りは画像の上半分のルートで下山しました。
帰りのルートのほうが標識も多く、少し舗装もされていたようだったので、正規のルートなのかもしれません。
金毘羅神社に対して左側に出てきて、無事下山となりました。
在自山登山まとめ
以上、在自山の登山と、金毘羅神社への初詣でした。
最近運動不足だったためか、軽い登山でしたが、息があがりました。
しかし、山歩きは楽しいですし、在自山展望台からの景色は絶景ですね!
展望台からの写真をSNSに載せたところ、「懐かしい!」「ひさしぶりに津屋崎の写真が見れてうれしい!」といった声もいただけました。
それだけで意味があったかなあと思います。
この記事を読んでくださった皆様が今年一年、よい年になりますように!
また以前、九州・山口の山歩き&野遊び専門誌「のぼろ」で、津屋崎人形を紹介いただいたことがあります。
日本百名山のひとつ、祖母山の特集の回でしたが、山歩きにご興味のある方はご覧になってください。