筑前津屋崎人形巧房の展示場とは?
筑前津屋崎人形巧房は創業240年を超え、日本や世界中の郷土玩具や過去の作品をコツコツと貯めています。
展示場は、工房の敷地にある古い小屋で、津屋崎人形の古い作品や、先代たちがこれまでに収集した郷土玩具を保管している場所です。
以前は整備していて、郷土玩具収集家をはじめとする関係者の方々をご案内して、自由に見学いただいてました。
またメディア取材もこの場所で受けていたらしいです。
しかし、小屋の老朽化がすすみ、お化け屋敷の様相を得てきて、現在ご案内はしていません。
ちなみに私が小さい頃は、悪さをすると、この展示場に連れて行かれ、外から鍵をかけられるという罰が定番でした(大パニック)
私だけでなく、多くの親戚もやられていたため、原田家の定番の罰に使われていたという歴史があります。
では、そのような展示場を写真で巡るツアーの開始です。
津屋崎人形師の歴史(原田家系図)
いかがだったでしようか。
幼少期にここに閉じ込められるとトラウマになると、理解いただけましたか?笑
「展示場に連れて行くぞ!」が定番しつけフレーズだったのも、ちょっと懐かしいです。
ここには、津屋崎人形もその他の人形も、貴重なものが多くあると考えられます。
しかし、この小屋はいまにも崩れてしまいそうで、常に締め切っています。
湿気も人形には悪いですね。
これらのコレクションをジャンル別に整理して、郷土玩具のミュージアムを作る。
そこを見学したあとに、津屋崎の海を見ながらモマ笛の絵付けができる。
そんな建物を作ることが、私の目標です。
土地も予算もまったくありませんが、、、。